前回の続きです。
前回、デスクトップPCが壊れてしまい、パーツを購入しました。
今回は、修理というか、組む換え作業を行います。
いわゆる『自作PC』と呼ばれるパソコンです。
難しいイメージのある自作PCですが、すべて規格に基づいてパーツ設計されていますので、まったく難しいことはありません。コードをつないだり、プラスドライバーでネジ止めするだけです。ネジ穴も規格通りにあいていますので、決まった場所に固定するだけと、実際は誰でも作れます。
しいていうなら、パーツを選ぶことが1番難しいかもしれません。CPUなど、規格が合わないと、取り付けられません。規格さえあっていれば、求める性能と予算でパーツを決めることができますね。
それでは、壊れているマザーボードや電源ユニットを取り出します。
プラスドライバーがあれば、簡単に外すことができます。
ケースからマザーボードを外すと、ただの箱になります。それにしても汚いですね、年期が入ってます/(^o^)\
最近は、おしゃれな自作PCケースや小型のものなど、様々なケースが販売されています。私はスペースと美観の関係上、このケースに最適化された場所に設置していますので、壊れるまで使い続けます。金属のケースですから、壊れて使えなくなるということは、たぶんありません。
まず、電源ユニットを取り付けます。
電源ユニットの場所に入れ、ネジで固定するだけ。
安物の電源ユニットなので、コードの色が超絶にダサいです。高級なものは、不要なケーブルを取り外したりできるんですけどね。今回のは 400wの激安電源です。電力容量が高い場合や、高品質(耐久性がいい)がよい製品ほどお値段が高くなります。
これは3千円ちょっとでした/(^o^)\
箱の中身は、恐ろしいほど何も入っていません。さすが格安電源ですね。
サックリつきました。
次は、マザーボードの取り付けですが、マザーボードにCPUを取り付けてしまいます。
1万3千円ほどで買えました。もっと安いCPUもありますが、性能の面を考えるとコレが最低ラインです。
CPUはデリケートな部品で、裏側にトゲトゲがたくさんついています。取り付ける方向が決まっており、間違って取り付けてしまうと、トゲトゲが曲がってしまい、そこでゲームオーバーとなります。丁寧に扱い、方向を間違わなければ大丈夫。
取り付けできました。しっかりと固定して完了。
CPUはパソコンの中でも、とても熱くなるパーツです。扇風機で冷やさなければ壊れてしまいます。大抵のCPUには、純正の専用ファンがついていますので、通常の使い方であればそれで大丈夫。
CPUの種類によっては、規定よりも出力を上げ、より高性能にすることができます(オーバークロックと言います)。性能が上がると、発熱も上がりますので、純正のファンよりも冷却性能が高いパーツを使うのが一般的です。
ファンとCPUの接触面には、冷却効果を高めるためネバネバした油が塗ってあります。触らないように設置し、しっかりと固定します。このRYZENのマザーボードは、ネジでとめるタイプでした。ネジを使わないタイプのほうが多いかもしれません。
マザーボードは9千円ちょっとで購入。
次は、メモリを取り付けます。
方向を間違わないように、刺すだけ/(^o^)\
メモリも安くなりましたよね。
8G の 2枚差しで、合計16G 7千円ほど。
Windows10だと、最低8Gは欲しいですね。余裕を持って16Gが安心です。
あとは、マザーボードをケースに入れ、配線をつなげていきます。
配線も、形状が異なっており、刺さるところにしか刺さりません。間違えるほうが難しいです。
RYZEN3 3100 は、グラフィック機能がありませんので、グラフィックカードが必須です。私は手持ちの GF-GTX1050Ti というのを使っています。1万5千円くらい。これも刺してネジ止めするだけです。
SSDを取り付け、すべての配線が間違っていないか確認し、電源ONで作業完了です。
あとは、Windwos10 をインストールして完成。
今回の構成だと、Windows10 が一番高いかもしれません/(^o^)\
なんのトラブルもなく、サクッと終わりました。
自作PCは、私でも作れるくらいに難しくないんですよ。今は検索すれば大抵の情報は出てきますからね。予算や性能に合わせて作れるだけでなく、壊れたときもパーツを交換するだけで安く済ますことができます。
使ってみた感想。低価格帯の品ですが、現行品の最新モデルだけあって処理が速いですね。アプリの設定次第で大抵のものは動作します。
これでしばらく戦えそうです。
以上、ぬむめでした。