ぬむめ ブログ

趣味の記録や雑記ブログ

エコバッグを忘れてレジ袋を買った的な話



f:id:numume:20200726215748j:plain

私は地球のため、いや、宇宙全体のことを考えて、買い物に行くときはエコバックのようなものを持参している。厳密に言うとトートバックというらしい。

出かけているとき、急な用事で買い物をしなければならないことがあった。エコバックを持参していない状態で、普段よく行くドラッグストアへ向かった。レジで数円出せば、従来からあるビニール袋がもらえるので、手ぶらでもまったく問題はない。手ぶらとは、裸の女性が胸を押さえている状態ではない、バックなど何も手に持たないことだ。昔はいつも手ぶらだったな、など考えながらお店に向かう。しかし、心のどこかで地球の環境、いや宇宙全体のことを考えると、手ぶらで行くのは心苦しく思った。

お目当てのものを見つけレジに向かう。

お会計の際、店員さんにレジ袋の購入を伝えなければいけない。

「すみません、レジ袋もください」

私はそう言い、かつて無料でもらえたレジ袋を、購入するのは「なんだかもったいないなー」という気持ち、いや、そうではない、地球の自然破壊や温暖化問題、そして宇宙のことで頭がいっぱいだった。

「レジ袋はどうします?」

店員さんが私にこういった。

レジ袋を一種に買うことを言ったにもかかわらず、不意な質問だった、

私は思わずうろたえてしまった。レジ袋なんてどれも同じじゃないのか?グレードのようなものがあって、手触り肌触りが違うとか?など、温暖化により北極の氷が溶け、シロクマの生息数が減少していることなどすっかり忘れ、戸惑った。化石燃料が枯渇するという話を何十年の前から聞いているが、いまでもジャブジャブ石油が出ていることを考えながら、もしかして、袋のサイズを聞いているのか?私にはこの質問の意味がわからなかった。

レジはソーシャルディスタンスを保つため、長蛇の列。それを見ると、ジ・アルフィーの「星空のディスタンス」が脳内再生された。

レジ袋がほしい、購入したい。これ以外になにが必要なのだろうか。

やむを得ず、私は最終奥義と言われる言葉を発した。

「お任せします」

店員さんは「かしこまりました」とつぶやき、引き出しを開け、青い袋を取り出した。

私はてっきり、半透明の袋だと思っていたが、完全に油断していた。この青い袋は『恥ずかしい袋』だ。

参照記事

numume.hatenablog.com

なぜ、私はお金を払って『恥ずかしい袋』を買わなければならないのか。ちなみに買ったものは恥ずかしい要素など一切なく、ごくありふれた日用品だ。

最終奥義である「おまかせします」と言ってしまった以上、それを撤回するようでは男としてダメだ、南極の氷が減少して、アザラシを捕食するシャチが飢えているというのに。シャチは海の食物連鎖の頂点に君臨する生物。

しかたがなく、私は『恥ずかしい袋』に買ったものを入れ、帰路についた。

娘ちゃんに、この出来事を伝えたら、

「たぶん、カモられたね」

な ん だ と ?!

カモられた?私は娘の言葉に耳を疑った。

レジ袋が有料になってから『恥ずかしい袋』の出番がなくなり、私のような『袋は何でもいい』という客をエサにしているということなのか?私はエコバッグを持参しなかったために、地球温暖化のトリガーを引いただけではなく、辱(はずかし)めを受けたというのか。なぜ、恥ずかしくもないものを買い、そしてお金を払っているにもかかわらず、『恥ずかしい袋』を持ち帰る羽目になったのだろうか。宇宙の果てではペテルギウスが爆発しているかもしれないというのに。今夜空に見えている星の光も、何年、何千年前の光だと思いを巡らせる。

地球温暖化に加担しただけではなく、辱めを受けたこのできごと。

店員さんの悪意があるにしろないにしろ、私自身は納得いかない気持ちだ。

だが、元はといえば私が悪いのだ。プラごみが原因で海を汚している張本人となってしまったのだから。

地球の環境、そして宇宙、このことを思うと、夜も眠れません。

私はカモられたのでしょうか?真相は闇の中。

それでは、おやすみなさい。

以上、ぬむめでした。