はちゅねミクギターができるまで【その8】との粉を塗って導管を埋めるはずだった
はちゅねミクギターの制作過程を解説します。その8です。
初音ミクではありません。
みなさん『との粉』って知ってますか?ぬむめさんは存在自体は知っておりましたが、実際に使ったことはありませんでした。今回は『との粉』初チャレンジとなります。
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との粉初めて使う
このギターを塗装するにあたって、どうしても使いたかったのが、
『との粉』
木の導管(小さな溝)を埋める粉なんですが、岩石で出来ているんですね。木材と石って合わなそうですが、発見(発明?)した人は凄いですね。砥の粉は人生ではじめての使用です。
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ギターに限らず、ぬむめさんは塗装する時には水性ウレタン塗料を使っていおります。その中でも『漆(うるし)』風塗料シリーズがあり、1度使ってみたかったので今回使っております。
計量カップにとの粉を入れて、水を入れてマゼマゼします。
このドロドロの液体を塗っていくわけですね、ふむふむ。
ボディにヌリヌリしていきます。との粉は黄色タイプを使ってます。
刷毛と布で導管に埋め込むように塗っていきます。
石ミクになりました。おそらく地属性です。
ボディ裏も同様に塗っていきます。
水分が無くなるまで乾燥させ、余分なとの粉を落とします。
ボディ裏はこんな感じです。
終わりに
『との粉』は日本の伝統技術みたいなようで、調べるてみるとなかなか面白い技術です。ぬむめさんがDIYする時は、たいてい2x4系の木材なので『との粉』とは無縁でした。
そしてやっと砥の粉を使うことができたのですが、
悲劇が起きたよ/(^o^)\
次回へ続く
以上、ぬむめでした。
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