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コットンテントのNORDISK SIOUX (ノルディスク スー)を4年使ったメリットとデメリット(アルヘイム)



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NORDISK SIOUX (ノルディスク スー)を使って今年で5シーズン目になりました。知り合いからコットンテントの使い心地について、色々と質問を受けることがあります。私が思うメリットとデメリットを記事にしましたので、今後、購入を検討している方は参考にしてください。

コットンテントNORDISK SIOUX (ノルディスク スー)

NORDISK SIOUX はモデルチェンジしたため、国内での入手は店頭在庫のみの販売となっているようです。現行では【アルヘイム】と名前が変わりフルモデルチェンジしています。


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NORDISK SIOUX(旧タイプ)


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NORDISK Alfheim(アルヘイム・新タイプ)


旧モデル・スーと現行モデル・アルヘイムの違い


旧モデル・スーと現行モデル・アルヘイムの違いは大きく5つです。

  1. ジップインフロアー(テントの床の部分)が接続可能、別売り販売
  2. インナーキャビン(テントの室内部屋)が接続可能、別売りで販売
  3. 入り口にファスナー、入り口と天窓にメッシュ生地が追加
  4. 天井の開閉が室内からできる
  5. 素材がポリエステル+コットンの混合生地


旧モデルのスーは、グランドシートが別売りで、テント部分とグランドシートの接続ができず密閉性は低いです。現行モデルでは、ファスナーによる接続が可能で密閉性が高くなり、隙間から虫などの侵入を防げます。

また、現行モデルのアルヘイムは、別売りで専用のインナーキャビンが販売されています。専用設計のインナーで、室内のデザイン性がとてもよくなりました。

天井の窓は、旧モデルのスーは、テントの外からロープを使って開閉しなければなりません。現行モデルのアルヘイムは、テント内からロープを使って、天窓の開閉が可能になり、使い勝手が良くなっています。

現行モデルのアルヘイムを、別売りのジップインフロアーとインナーキャビン、すべてそろえると超豪華テントになります。アルヘイム単体では、旧モデルのスーと同様の使用感です。購入を検討されている方は下記事を参考にしてください。

アルヘイムには2つのサイズ(12.6)と(19.6)があります。サイズ以外の仕様は同様です。


メリット


風に強い

少しくらいの風ならびくともしません。ドーム型テントが変形していしまうくらいの風でも平気です。


外観がオシャレ

一般的によく見かけるドーム型テントとはまったく違うデザイン。ナイロン製の生地に比べコットンテントは高級感があります。


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室内で火を使うことができる

テント上部に開閉窓があるため室内の換気が簡単にできます。入り口部分を大きく開けば、室内で焚き火などの可能です。

ですが、上部窓を開けていたとしても、入り口を閉めた状態での焚き火は行わない方がよいでしょう。二酸化炭素濃度が上がり息苦しさを感じます。ガスバーナー程度であれば入り口部分を閉めても快適に使用できますが、換気には十分に注意しましょう。

ナイロン系テントに比べ、火に強い

ナイロン系のテントの場合は、炭を使ってのバーベキュー時にでる「火の粉」がテント生地にふれますと、すぐに穴が開いてしまいます。その点はコットンテントの方が火に強いと言えます。

イメージとしては、普段着るシャツを思い浮かべてください。シャツにタバコの灰が落ちた場合、焦げて黒ずむことはありますが、一瞬で穴が開くほどではありません。ビニール袋にタバコの灰が落ちたら、あっというまに穴があきますね。長時間の高温は生地のダメージにつながりますが、ビニールに比べるとはるかに「火に強い」と言えます。


ロープ周りがすっきり

テントの外周だけペグダウンすればよく、ロープがドーム型テントよりスペースを取らずすっきりします。ドーム型テントのように、張り出したロープに足がひっかかることがありませんので、転倒のリスクが減ります。

設置が撤収が楽チン

ワンポールテントは設置が簡単ですが撤収もカンタンです。設置はテントを広げてペグを打ちポールを立てるだけ。慣れると1人でも設置ができ、巨大なサイズにもかかわらず20分程度もかからない時間で設置ができます。片付けも同様で1人でも10分ほどで撤収できます。

目立つ

今でも主流のドーム型テントが多い中、コットンテントは注目の的です。有名メーカーのドームテントはどれも似たような物が多く、自身のテントを見失いがちですが、コットンテントは大賑わいのキャンプ場であっても自分のテントを見失うことがないほど目立ちます。

話しかけられる

「これは何というテントですか?」など話しかけられ人気者になれます。隣のテントの方とコットンテントの話題で、すぐに仲良くなれます。

冷える夜間や早朝も暖かく感じる

室内空間が広いにもかかわらず、コットン素材だからなのか、一般的なテント素材より室内温度が暖かく感じます。

丈夫でシンプルな構造

普通のテントとはちがい、テントを支えるポールがとても頑丈な作りです。


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素材が鉄製で太さが3cm以上あります。通常の使用で折れることはまずないでしょう。ワンポールテントの三角形は、力学的にも強度が高く風にのが特徴です。

デメリット

丈夫な作り、設置がカンタン、かっこいい、など様々なメリットがあるコットン生地のワンポールテントありますが、デメリットもあります。


重量が重い

テント部分がすべて布の生地ですので、ナイロンなどの軽量素材に比べ重量が重いです。ポールも3cm以上ある鉄製なため、軽量を売りにするテントに比べるとかなり重いです。しかしながら、4~5人用のファミリーテントはナイロン系ドーム型テントでも、かなり重量のある製品がほとんどですので、他のテントと比べて極端に重いということはありません。大人の男性なら問題なく持てる重さです。

雨が心配

後ほど説明しますが、きちんと設営していれば、よほどの豪雨以外であれば雨漏りはありません。撤収のときは、濡れたまま撤収すると生地が汚れやすくなります。ぬれたまま時間が経ってしまうとカビの原因にもなりますので、乾燥させる必要があります。これはビニールテントでもぬれた場合には同様ですね。

大きなテントのため設置場所を選ぶ

19.6モデルの場合、テントの直径が5メートルになります。大体、畳12畳の部屋と同じくらいの大きさと同等です。設置場所の大きさが制限されているキャンプ場ですと、テントのほかにタープを設営できない場合や、そもそも場所が狭すぎてテントそのものを設置するスペースがない場合も。設置場所に余裕のあるサイトか、フリーサイトのような設置制限のない広い場所向きです。

三角形なのでデッドスペースができる

三角形という構造上、中央は高く、端は低くなっていきます。幅5メートル、12畳間ほどある室内ですが、三角形という構造のため実用スペースは12畳にはほどとおい面積です。19.6モデルであれば大人4人でも快適な広さです。テント端のデッドスペースに荷物を置きますと、中央付近をゆったり使うことができます。

ペグの数が多い

中央のポールが1本という構造上、テントの外周すべてにペグを打たなければなりません。数が多いためなかなか大変な作業です。また撤収時にペグを抜くのも大変です。

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上記写真は純正のペグです。純正ペグは重く使いにくいため、使用する地形にあったペグを別に用意したほうがよいです。私はアルミ製のペグを主に使用しております。

ロープが多く、からまりやすい

すべてのロープは、テント本体に装着されています。テント撤収時にロープをきちんと整理しないと次回使用時にロープがからまってしまい、とても面倒なことになります。テント撤収時にはロープをまとめ、からまらないように収納しましょう。

テントが白地なので虫が付きやすい

緑色やオレンジ色のテントに比べて、虫が寄ってきやすいような気がします。白地なので黒っぽい虫がテントにつくと目立ちます。虫がついた場合には、テントの内側からポンポンと叩けば虫が落ちるので大丈夫。間違っても叩いて潰してしまわないようにしましょう。布が汚れてしまいます。

購入時に付属の収納袋に入らない

購入時に収納されている袋もテントと同じ布製です。しかしながら、1度収納袋からテントを出してしまうと、元に戻すのはとても難しく困難です。きちんとたたみ、最大限までコンパクトにしなければ付属の収納袋には入れることができません。最初の使用後は、大きめのバッグを別に用意したほうが撤収時にストレスがありません。

場合によってはデメリットに感じられること

人の価値観はさまざまです。もしかすると「人によってはデメリット」になる事を書きます。

金額が高い

ホームセンターなどで売っているテントの何倍も値段が高いです。ですが、機能性やデザインや素材など、すべての面で低価格のテントより優れています。長くキャンプを趣味にするのであれば、それほど高い金額ではないかもしれません、いや、高いです。最新のアルヘイムをフルセットで購入であれば20万円を超えます。

テント以外の装備にも気をつかう

ノルディスクなど、コットンテントはオシャレです。そのため、チェアーやクーラーバック、調理器具なども統一感のあるものを選ばなければテントと雰囲気が合わないことに。ウッドチェアやウッドテーブルなどコーディネイトしたくなるなど「おしゃれキャンパーを演出しなければならない衝動」を押さえられなくなります。

目立つ

これはメリットにも書いていますが、常に注目されることがデメリットと感じる方もいるでしょう。テントがオシャレなだけに、自身の服装や食べるももオシャレに気を使わなければならないと感じてしまうことも。朝など料理が面倒でカップラーメンなど食べることは許されず、ホットサンドを食べなければと思ってしまいます。周りの目を気にしない方であればどうということはありませんが、人の目を気にする方は身の回りすべての物をオシャレにしなければなりません。

また、ほかのキャンパーにテントの写真を撮られることも少なくありません。撮られてもいいように、テント内や周りを整理整頓しておく方が良いでしょう。

話しかけられる

話かけれれることをメリットにも書きましたが、これがデメリットと感じる方もいらっしゃるかもしれません。気さくなキャンパー達が「どこのメーカーのテントですか?」や「いいテントですね、洋幕ですか?」などと話しかけてきます。最初の1~2人はテントを褒められて嬉しく思えますが、何度も何度も同じ質問をされますので、返答が面倒になってしまいます。

テントを見学に来る人は、テント内部も見せて欲しいと言う方が多いため、室内はきちんと整理整頓する必要があります。セキュリティ面でも注意が必要かもしれません。

雨について

私も購入前は「雨が降っても大丈夫なのか」が心配でした。ですが、実際に使用してみて雨が降っても問題はありませんでした。

私がキャンプに行く時は大抵2~3泊しますので、その間に大抵は雨に降られます。1時間ほどドシャ降りの雨に降られたこともありますが、雨漏りしてテント内部が濡れてしまうことはありませんでした。天気予報を確認し、天候がよい日程を選びキャンプに行くのであれば、不意の雨程度では大丈夫でしょう。

テントが雨に濡れてしまっても設置したまま乾燥させれば大丈夫です。生地が薄いので太陽が出ていれば1時間程度で乾きます。

ですが、雨が降りっぱなしの天候の場合には、テントを設置している状態で乾燥させることができません。自宅に戻ってからテントを干す必要があります。大きさを考えても大変な作業になりますので、雨の日の使用は避けたほうがよいです。

濡れていると撤収時に必ずテントが汚れる

テントの下に敷くグランドシートを使用しても、撤収時に濡れている状態でテントをたたむと土や砂がついて汚れてしまいます。コットン生地は洗う事ができますが、その大きさから家庭用洗濯機で洗うのは難しいでしょう。少しくらいの汚れを気にしない方であれば良いのですが、気にする方は濡れいる状態での撤収は、汚れに細心の注意を払う必要があります。

濡れてしまったら、乾燥させてからテントをたたむ

テントが大きいため、自宅に持ち帰って日干しするのは大変な作業です。テントを設置している状態であれば、風通しも良くなるので早く乾燥できます。雨に遭遇してしまった場合には、雨が止んだあとに設置状態で乾燥できればベストです。万が一濡れたまま持ち帰るような場合には、必ず日干ししましょう。難しいのであれば、大型衣類が洗えるコインランドリーの乾燥機を使うのが便利です。

保管時は湿気に注意

湿気はカビや虫食いの原因になります。湿気に注意し乾燥状態で収納しましょう。長期間保管の場合には、衣類用の乾燥材と防虫剤を使用しましょう。

終わりに

国内大手のコールマンからコットンテントが販売されるほど、今はオシャレなコットンテントブームです。テレビCMでも頻繁に登場するノルディスクのテントは、オシャレテントの代名詞です。コットンテントやワンポールテントにはデメリットは数多くありますが、1番普及しているドーム型テントがすべてにおいて万能というわけではありません。デザインの素晴らしさだけでも、コットンテントはデメリットをすべて消すほどの魅力があります。

多少の汚れも、コットンテントであれば味が出るかもしれません。末永く使うことを考えるのであれば、それほど高い買い物ではないでしょう。1度使うと普通のドーム型テントに戻ることはできない魅力がノルディスクにはあります。

以上、ぬむめでした。

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