ぬむめ ブログ

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【FENDER JAPAN改造】ストラトワンピースネックのフレットを指板184Rから241Rに変更とジャンボフレットに交換・その2【いきなり山場】




前回に引き続き、若い頃に中二病テイストに改造されたフェンダージャパンのストラトを、元のオリジナルに近い状態へ復元改造を行います。



前回の記事はこちら

numume.hatenablog.com


今回の作業は、

最強に面倒なフレット交換です\(^o^)/


ネック

トラスロッドは7割まで回ってます。抵抗を感じながらロットを緩めていきます。最後まで緩めてしまうと、弦を張ったときにネックが動く幅が大きくなり調整が困難になります。そこを踏まえて緩めていきます。


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このストラトは、ビンテージタイプで21フレット仕様です。オールマイティーに使える機体にするため、22フレット化も行おうと思いました。トラスロッドネジ箇所をみるとロットの位置が微妙にフレットよりです。指板のアールも変更しますので、ネックへのダメージを避けるために今回は22フレット化を行いません。


フレット抜き

フレットを抜く際に、塗装ごと剥がれて指板を痛めないように、デザインナイフで塗装に切れ込みを入れておきます。


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指板まで切り込みが入ってしまうと、悲惨なことになりますので、慎重に塗装のみ切っていきます。


フレット抜き


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持てる総力を結集し、減ったフレットを抜いていきます。減りすぎていると、専用工具やペンチなどでも抜きにくいです。そして、一気に抜くと指板が大変なことになるので、徐々に端からすこしづつ抜いていきます。


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すべて抜き終わりました。ここでフレット溝が広がってしまうと最悪の場合、溝埋めをしなければならなくなるので、慎重に作業しましょう。


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今回私は指板を削るので、マスキングテープなど無しでやってますが、保護しないと指板が確実に傷が付きますので、マスキングテープなど貼っておきましょう。


指板調整

ビンテージタイプの背の低いフレットが付いていたのですが、今回は引きやすさ重視のため、ジャンボフレットに変更します。


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JESCAR 8904


ジムダンロップの6000と同じサイズの物です。ジムダンロップは作りがやっつけアメリカンなのでこちらにします。


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指板のアールを今回は変更します。フェンダーのビンテージモデルは基本184Rなのですが、ジャンボフレットに変更そして引きやすさ向上のため241Rに調整します。


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アールの付いた指板調節専用板に紙やすり240番を薄い両面テープで貼り合わせてゴシゴシと削っていきます。


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斜めに削ってしまうと、指板が均一にならないので、まっすぐ慎重に削っていきます。


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板にアールが付いているので、このように真ん中から削れていきます。


指板の端が削れすぎないように、慎重に削って均一な指板にしていきます。ハイフレットのみ平らにするタイプもありますが、私は均一なアールで大丈夫な人間(おっさん)です。


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アールの付いた板のみで仕上げると端が削れすぎるので、水平な板などで微調整していきます。失敗すると結構しゃれにならないので超慎重にやります。


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メーターの鉄製定規で平らなのを確認します。プロはこの辺で順ぞりを計算して逆反り気味に調整できるのでしょうが、私にはできません/(^o^)\

ひたすら水平にしていきます。ミスは許されません。失敗すると、ものすごく残念な感じになります。


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デザインナイフで溝に詰まった削りカスを綺麗にしていきます。


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ジャンボフレットなので、溝が合いません。ノコギリで少し広げます。当て木をして、垂直(90度)で切れ込みを広げていきます。ここで失敗しても地獄がまってますので、慎重にいきます。


フレット打ち

お待ちかねのフレット打ちです。と、その前にフレットにアールをつけておきます。指板より微妙にきつめのアールです。専用工具もありますが、ペンチで両端をつかんでグイッと曲げていきます。


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あとはガンガンフレットを打ち込んでいくだけです。


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画像はゴムタイプのハンマーで直接叩いてますが、実際は当て木をして鉄ハンマーで打ち込んでます。写真取り忘れちゃった/(^o^)\


このとき、「指板を傷つけてしまうかも」と一瞬でも頭をよぎったら、マスキングテープ等で保護しておきましょう。マスキングテープだと指板がへこんでしまう場合があるので、専用保護プレートがあったほうがいいかもしれません。

私は保護しないスタイルです(・v・*


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フレットを打ち込み終わったところです。

指板の調整がちゃんとなってないと、綺麗に収まりません。フレットを打つ前に、命をかけて指板調整しましょう。


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はみ出たフレットをカットしていきます。ジャンボフレットなので切りにくいですが、パワーで押し切ります。この時、切りすぎるとフレット打ち直し、切らなすぎると削るの大変、を考えて切ります。ジャストがいいのが当たり前ですが、安全な道を選ぶと後者の少し残す方がよいです。ほんの1ミリほど残す感じです。


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切り終えた状態。ギターのネックらしくなってきました。


続きは次回へ。


次の記事

numume.hatenablog.com


終わりに


次回は地獄のフレットすり合わせ作業だよ/(^o^)\


以上、ぬむめでした。